【テキサス州オースティン、2015年9月3日木曜日】SACHEMは、公式のウェブサイトで「SACHEMのリチウムイオン電池のコアシェル技術」と題した白書を発表しました。この白書では、容易な低温処理方法であるSACHEMのコアシェル化学を詳細に説明しました。これは、リチウムイオン電池陰極材料の生産のために、活性セラミック粒子に金属酸化物外殻を製造する方法です。SACHEMの陰極コーティング技術を適用することにより、リチウムイオン電池の容量やレート能力、サイクル寿命に顕著な改善がありました。
「SACHEMのコアシェル技術では、プロセス上の利点が多いです。外殻の厚さが容易にコントロールできるほか、導電性と絶縁性酸化物外殻材料の広い範囲で使用可能となっています。」シニアR&Dサイエンティストのフレッド・ハオ氏が言います。「実験の結果から見れば、この技術を利用して、放電容量の向上や電池陰極動作電圧の増加、レート容量の改善、容量性能の安定化など、多くのメリットがあります。」
SACHEMの最高技術責任者クレイグ・アレン氏はこう指摘しました。「私たちは今、この技術を家電のエネルギー蓄積に実用化させることに焦点を当てています。これからもこの技術プラットフォームの質を向上させます。電気自動車や定置電力貯蔵用途などの特定需要のために、この技術を磨きます。」
「SACHEMは高純度イオン化学の専門知識を持っているので、陰極材料をコートする独自の方法を作成することができました。」SACHEMのエネルギー貯蔵市場マネージャーのブライアン・ムーニー氏はこう述べました。「業界のリーダーと協力して、もっと安全且つ高性能の製品を作成することを楽しみにしています。」
SACHEMは、ISO 9001と14001認定の化学専門の科学関連企業です。北米やヨーロッパ、中国、日本などで本格的な商業運転と研究施設を持っています。SACHEMは、60年以上にわたり、エネルギー貯蔵や電子機器、電解質、ポリマー、触媒、医薬品、そして農薬などの主要市場で化学ソリューションとサービスを提供してきました。テキサス州のオースティンに拠点を置き、SACHEMは、全世界において30カ国以上に事業を継続的に拡大しております。
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