テキサス州オースチン (2015年1月22日) – SACHEM の上級アプリケーション科学技術者 Paul Vermeulen 博士が、1月26-27日にドイツのマインツで開催される Advanced Automotive Battery Conference (AABC) Europe で「Electrolyte for supercapacitors: The effect of impurities and voltage window expansion (スーパーキャパシタの電解液:不純物の効果と電位窓の拡大)」というタイトルのポスターを掲示します。
このポスターは Vermeulen 博士とそのチームによって実行された最近の研究を取り上げたものであり、電解液の中のハロゲン化合物のレベルの低さの重要性と、時間の経過と共にスーパーキャパシタのエネルギー保存容量についてこれが持つ直接の効果を示すものです。さらに、SACHEM の関係者が、デバイスが保存することのできるエネルギーの合計量を少なくとも 40% 増加させる新しい高純度の電解液ソリューションを紹介するために待機する予定です。この新しい製品は、SACHEM の電解液化学物質ポートフォリオである Avanta EL™ ファミリーに追加されることになります。エネルギー保存マーケットマネージャーの Brian Mooney は、「SACHEM は高純度のイオン性塩の製造において専門的な技術を発揮することを期待されており、お客様のもっとも困難なパフォーマンス上の課題を達成するサポートを行います」とコメントしています。
European Advanced Automotive Battery Conference は、自動車メーカーとエネルギー保存システム開発者がヨーロッパ市場のニーズを満たす最新の高度なバッテリーに関する状況と見込みを話し合うトップクラスのヨーロッパフォーラムです。
SACHEM, Inc.は日本、米国、オランダ (ザールトボンメル)、および中国において総合的な商業活動を行っているグローバルな化学品製造販売会社です。60年以上にわたりSACHEMは化学のソリューションとサービスを エレクトロニクス、電解液、高度なセラミックス、バイオテクノロジー、デンプン変性製品、ポリマー、触媒、製薬、および農薬といった主要な市場における顧客に提供しています。テキサス州オースチンに拠点を置くSACHEMは、北アメリカ、ヨーロッパ、およびアジアの製造と研究に関する施設など世界的に業務を拡大しており、そのグローバル サービスのネットワークおよび出先機関の所在地は30以上の国々に及んでいます