SN Tech株式会社

SACHEMは日本の長瀬産業株式会社と共同で、 合弁会社(JV)であるSN Tech株式会社を運営しています。

Q: いつJVは設立されたのか教えてください。
A: SACHEMと長瀬産業の間のジョイントベンチャーに関する合意は2008/01/16に署名され、2008/01/25から事業が開始されました。

Q: なぜJVが設立されたのか教えてください。
A: このジョイントベンチャーは、SACHEMによって開発されたTMAHの独自のリサイクル技術であるMobius System™ (商標登録)を中心に 成り立っています。 SACHEMは技術と操業をJVに提供し、一方で長瀬産業は得意分野である販売力、そして顧客先とのビジネス関係を維持した事により、この技術が迅速に市場で実用化されました。

Q: このMobius System™ のメリットを教えてください。
A:  Mobius System™ はTMAHのために設計されたリサイクルプロセスです。 この技術では、環境に配慮した製造プロセスが実現されています。化学系廃棄物の最小化、水資源の消費量の低減、そして、有用な化学物質を何度も再利用することが可能となり、高まる環境保護への懸念に対応するものです。この技術によって、エレクトロニクス製造工場は、生物処理あるいは廃棄物規制によって抑えられいた製造能力の上限を引き上げることが可能となり、 結果として、Mobius System™は、エレクトロニクス製造工場でのリソグラフィ工程におけるトータルコストを削減することができます。

Q: JVの名称と本社を教えてください。
A: JVの名称はSN Tech 株式会社です。 本社は、SACHEMの日本オフィスである大阪に所在しています。

Q: 長瀬産業について教えてください。
A: 1832年に染料の卸売業者として創立された長瀬産業は、それから基盤を化学物質、プラスチック、エレクトロニクス、ヘルスケア製品などに多様化させてきました。 同社は、エレクトロニクス業界への原材料供給および技術開発において高い名声を得ています。 長瀬産業は日本の株式市場に株式を公開しており、全世界に約3,500人の従業員を抱えています。

Q: JVの持ち分について教えてください。
A: SN Tech株式会社の60%をSACHEMが保有し、長瀬産業が40%を保有しています。

Q: JVの事業内容について教えてください。
A: JVは、TMAHが大量に消費されるオンサイトでのSACHEMのMobius System™TMAHリサイクル設備について、共同で販売促進活動や操業を行っています。 SN Tech株式会社は、アジア地域でのみ事業活動を展開しています。

Q: SN Tech株式会社のターゲット顧客を教えてください。
A: SN Techは、主に、TFT/LCDパネル製造業者に技術を売り込みます。 TMAHを使用している他の大口ユーザーも興味を示す可能性はあります。

Q: SACHEMの資産のうち、どの部分がJVの一部になるか教えてください。
A: 東大阪工場の一部がJVに帰属します。  JVは、SACHEM Inc.からリサイクル技術のライセンスを取得しています。

Q: SACHEMが長瀬産業をこのビジネスのJVのパートナーとして選んだ理由を教えて下さい。 
A: 長瀬産業とSACHEMは、TMAHリサイクル技術を共同で普及させています。
長瀬産業は、以前から、SACHEMと共同でリサイクル技術の営業活動を行い、東大阪での最初の商業規模のプラントの建設に結びつけました。
長瀬産業はすでにTFT/LCD業界向けのDDSシステムの現場設置では主導的立場にあり、市場全体の約80%を占めています。 長瀬産業のTFT/LCD製造工場との強力な関係によって、より速く市場に進出する事ができます。
長瀬のDDSシステムはプログラムを組むことで、現場でのMobius System™設備とうまく調和して作動することができます。 Mobius System™は他の多くのDDSシステムとうまく調和して作動します。

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